インターネットにおけるP2Pモデルの運用というものは

P2P(ピアツーピア)モデルとは?

インターネットを介したデータ転送というのは、何らかのサーバーを介して行われている、というのが通常のあり方となっているわけなのです。ところが、サーバーを介さずに直接にマシンとマシンとがデータをやり取りしてしまう、というデータの交換方式であるのがP2P(ピアツーピア)というものなのです。これはちょうど、2台のパソコンを直接にケーブルで繋いでしまって、データ交換をするというのと同じというわけなのですね。

クライアントサーバーモデルとP2Pモデル

インターネットは、クライアントサーバー(C/S)モデルというネットワークモデルによって運用されています。Webやメールという、インターネット上のサービス機能はもちろん、インターネットのURLを管理しているDNSなども、全てこのC/Sモデルなのです。このC/Sモデルというのは、サーバーという管理機能にクライアントが繋がることで機能する、というネットワークモデルなので、サーバーに負荷が集中してしまったり、サーバーがダウンすれば機能しなくなる、といったことが起こります。ところが、このC/Sモデルではなく、ネットに繋がるマシン同士が対等な関係(ピア)になって、直接にデータ交換を行ってしまう、というネットワークモデルがP2Pなのですね。

インターネットでのP2P運用の問題点とは

P2Pモデルでは、ネットワークに繋がっているマシン(ピア)同士を、サーバーを介さずに直接に繋げてしまうので、サーバーへの負荷収集でデータのやり取りが重くなってしまう、といったことは起こりません。しかし、現実問題としては、インターネットはそもそもC/Sモデルで構築されているために、インターネット上でP2Pでデータのやり取りを行うと、十分な性能を出せないという問題があるのです。これは主としてインターネットを構成している回線の問題で、インターネット本線であるバックボーン回線は高速なのですが、末端の回線は低速であるために、全てのピア間で回線品質が同等であることを前提としているP2Pを運用することは、かなり難しいものとなっているからなのです。

動画や音声データなど、大容量ファイルを相手先に送信する方法として、ファイル転送サービスを利用することで、相手にファイルを届けることができます。